超短パルスチタンサファイアレーザー(97年竹内研製作)
Ultra short pulse Ti:Sapphire Laser
通常のレーザーでは光の出力強度は常に一定ですが(Continuous Wave:CW)、超短パルスレーザーでは極めて短時間のうちに出力強度がパルス状に変化します(下図参照)。この超短パルスをいわば定規の目盛りとして用いることにより、超高速現象の観測を実現しています。竹内研で使用している超短パルスレーザーはチタンサファイアレーザー(Ti:Sapphire Laser)と呼ばれる固体レーザーで、そのパルスの半値幅はおよそ100フェムト秒(1フェムト秒=1000兆分の1秒)となっています。 上の写真中央で光っているのがチタンサファイア結晶、緑色のビームは励起光源であるアルゴンイオンレーザーです。 |
チタンサファイアレーザーの共振器構造
超短パルス |
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Tackeuchi Laboratory
Department of Applied physics,Waseda University
3-4-1 Ohkubo,Shinjuku-ku,Tokyo 169-8555,Japan